最近、働き方改革によって「会社のために働く」という常識が覆されつつあるように感じます。
そんな中、トレンドになりつつある働き方として「副業」が挙げられますね。
副業にはいろいろな形がありますが、「仕事が休みの週末だけカフェを開きたい!」という方も多いのでは?
ここでは、家で週末カフェを開くのに必要な手続きの喫茶業許可の話や、カフェになくてはならない、コーヒー豆の知識をお届けしたいと思います!
副業で自分らしい働き方を!家で週末カフェをしたい!喫茶業許可だけで開業できる?
カフェを開業する際に避けて通れないのは、開業のための手続きですね。
「カフェは喫茶業許可だけ取ればできるんじゃないの?」
そう思う方も多いとは思いますが、カフェを開業するにはそれだけでは不十分です。
また、喫茶業許可だとできることがかなり限られてしまいます。
まず、カフェを開業する時に必要なものは
- 食品衛生責任者
- 開業等届出書
- 喫茶店or飲食店営業許可申請
です。
食品衛生責任者の資格は1日6時間の講習に参加するだけで取得できます。
申し込みは各都道府県の食品衛生協会に問い合わせて下さい。
※栄養士や調理師の資格を持っている方は免除できるそうなので、大学や専門学校で食品衛生について学んだ方は免除対象かどうか確認しておくといいですね。
次に開業等届出書ですが、副業・本業に関わらず必ず提出しなければいけないようなので、「副業だから必要ないでしょ!」とならないように注意ですね!
ちなみにこちらは税務署に提出するようです。
最後に喫茶店営業許可または飲食店営業許可です。
この2つの大きな違いは「店内で調理ができるか、できないか」です。
喫茶業許可は飲み物や既製品のお菓子等(トーストを温めるなどは可)は出せますが、手作りのお菓子や料理、お酒類は出すことができません。
なので「お菓子にもこだわってケーキを手作りしたい!」「カフェバーとしてお店を出したい!」という方はぜひ飲食店営業許可を取りましょう!
ちなみにお菓子のテイクアウトもする場合は「菓子製造許可」というものも必要になります。
どんなメニューを出したいのか、テイクアウトもしたいのか、事前に自分の理想の営業スタイルをしっかりと決めておきましょう。
コーヒー豆に詳しくなりたい!高級なコーヒー豆ってどんなもの?特徴は?
カフェ開業のためにはコーヒーの知識は必要不可欠ですね。
ここでは基本的なコーヒー豆の知識と知っていたら自慢できる高級豆の知識をお届けします!
よく飲まれているコーヒー豆について知りたい!
コーヒー豆の特徴について、ざっくりですが説明します。
- ブラジルなど中南米のコーヒー
すっきりとしてさわやかな味。
酸味がある。
朝飲むのにぴったり。 - インドネシアなど東南アジアのコーヒー
どっしりとしたコクがあり苦味が強い。
スイーツと相性がいい。 - エチオピアなどアフリカのコーヒー
花のような香りが強い。
夜飲むときやリラックスしたい時にぴったり。
味の感じ方は人其々に違うので必ずこの通りの味とは限りませんが、ぜひ参考にしてみて下さい!
知っていたら自慢できる!?世界の高級豆について知りたい!
ブルーマウンテン(ジャマイカ)
カリブ海の島、ジャマイカの中央部ブルーマウンテン山脈の、限られた地域だけで採れる貴重なコーヒーです。
キャラメルのようなこっくりとした甘さが特徴で味のバランスも良いため、比較的飲みやすいそうですよ!
価格は100g\1000~\3000と言われています。
少し値は張りますが、頑張れば飲めそうですね!笑
パナマ・ゲイシャ(パナマ)
最近コーヒー専門店に置かれているのをよく見かけます。
その味は酸味が強く、トロピカルフルーツのような香りがすると言われています。
100g\2500~\3500です。
私もよく見かけるのですが、高いので手を出しづらいです…。笑
コピ・ルアク(インドネシア)
このコーヒーは、何と「ジャコウネコ」と呼ばれるネコのフンから作られています。
かなり衝撃的な材料ですね…
コーヒーの実を食べるジャコウネコのフンから消化されずに残っている種を取り出し、綺麗に洗浄してから焙煎します。
その味は酸味が少なくバニラに似た香りがすると言われています。
材料が特殊すぎて少し想像しづらいですね…。笑
価格は100g\3000~\8000です。
お金の余裕と勇気がある方はチャレンジしてみるのもいいかもしれません!
初心者向きのメリタ式でハンドドリップにチャレンジ!具体的な淹れ方は?
コーヒー豆の次は淹れ方についてお伝えします。
コーヒー器具のメーカーはたくさんありますが、今回はメリタという会社の器具を使った方法を紹介します。
使用するもの
- ドリッパー
- ペーパーフィルター…
どこのメーカーのものでもOKですが、メリタ式のように1つ穴の場合は円錐形のものを選ぶようにして下さい。 - コーヒー粉
- ケトル(注ぎ口が細くなっているものがいいです)
- サーバー…ドリッパーの下に置いて抽出したコーヒーを受けるものです。
- お湯
淹れ方
- ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れましょう。
入れたらドリッパーを横から軽くトントン叩いて、表面を平らにします。 - 中央にお湯を少し(サーバーに数滴落ちるくらい)注ぎます。
お湯を注いだら約30秒蒸らします。
この時新鮮な豆を使っていれば表面がプクーっと膨らんできますが、私はこの瞬間が一番好きです。笑 - 30秒経ったらドリッパーの目盛りを参考にしてお湯を静かに注ぎます。
くるくる円を描きながらお湯を注ぐイメージがありますが、メリタ式の場合は回さず中央の一点めがけて注ぐだけで大丈夫です! - お湯を全て注ぎ終わったらドリッパーを外して完成です!
(※この時ドリッパーの中にお湯が少し残っている状態で外してください。)
文字だけではわかりづらいという方は、下記の動画も参考にして下さい!
・コーヒーの淹れ方
コーヒーメーカーは1杯につきコーヒー豆を何杯使っている?
コーヒーを淹れる際に使用する豆の量って、どのくらい使うのか悩みませんか?
多めに使えば味は濃くなるし、少な目にすると薄くなるし…
そんな方はコーヒー各社がおすすめしている豆の量をまとめた、下記の一覧を参考にしてみて下さい!
- タリーズ:1杯(150cc)につき10g
- スタバ:1杯(180cc)につき10g
- シアトルズベスト:1杯(170ml)につき10g
- ドトール:3~4杯(500ml)につき48g
1杯の量もお店によって150~180mlとばらつきがありますが、大体コーヒー1杯につき10gが標準のようですね。
標準の1杯10gで淹れて、それから自分の好みに合わせて量を研究してみるのも面白いですね!
週末カフェ開業に向けて自己実現のために働こう!
週末だけのカフェと言えど、手続きやコーヒー・お菓子作りの勉強などしなければいけないことはたくさんありますね…。
めげずに壁を乗り越えて、「会社のために働く自分」ではなく「自己実現のために働く自分」を目指しましょう!
お家で美味しいコーヒを淹れるには、ペーパーフィルターやサイフォン式、コーヒーメーカーが一般的でしたが、セラミックコーヒーフィルターやドリップポットマシンを使用する方が増えています。 セラミックコーヒーフィルターは美味しいコ[…]